月が降りかかる夜に 草木は光を浴びて躍動し 命を吹き込まれたぼくの影は踊り出した 湿気を含んだ夜気は密度を増してざわつき 自制を失った犬たちは空に向かって吠えたてる 舞台は第2部 真夜中の狂想曲 鑑賞者は一人 後ろから2列目の真ん中、特等席 月が降…
生きる理由がほしいなら 自分で作らなくちゃいけないよ みんな必死で探し出して 後生大事に抱えてる あの人の笑った顔が見たいなら 自分で笑わせなくちゃいけないよ じゃなきゃあの人は離れてゆき 手には余韻しか残らない 目に映るものすべてが下らなく思え…
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